藁人形を使った恋愛成就の呪術・呪い(まじない)

今回は、片思いをしていると言う30代女性から頂いた質問「藁人形を恋愛成就に使えると聞いたのですが、藁人形で恋愛成就を願う事は、出来るのでしょうか?」と言う質問についてですが、気になる方も多いのではないかと思いましたので、今回はこちらについて解説していきたいと思います。

こちらもよく頂くご質問ですが、実際に藁人形を使った方法で、恋愛成就を願う事は可能で、その方法は数種類ありまた、呪い(まじない)の類から呪術的に対象者を縛り付ける強力なものまで様々です。

呪い(まじない)の類としては、丑の刻参りと同じく、対象者に縁のあるもの(体毛・爪・写真など)を、丑の刻参りと同じ手順で藁人形と一緒に五寸釘で打ち付けずに木に縛り付けるだけです。
それにより対象者との縁が良縁であれば縁を深める事ができ関係の進展が見込めると言う呪い(まじない)です。

次には呪術的な方法ですが、先ず対象者に自身または相手に既にパートナーがいる場合、先ずは今繋がっている縁を断ち切らないといけないので、パートナーに対して丑の刻参りの呪いをかけて縁を断ち切って行きます。
それによって自分が付け入る隙を作るという攻撃的な方法で、これだけでは完結出来ず対象者との縁を深める必要があります。
しかし呪い(まじない)とは違い呪術による呪いですので、効力は呪い(まじない)とは比べ物にならないものとなります。

そして最後に恋愛成就の方法としては、最上位に位置する方法の一つとして、藁人形を使って呪術的に対象者との縁を呪いで強制的に結んでしまう方法です。
方法としては、丑の刻参りの時と同様に対象者と縁のある物を入れ込んだ藁人形と、自身の体毛などを入れ込んだ藁人形の二つの藁人形を作ります。
自身と対象者の依代となる藁人形を、まとめて木に縛り付けてそのまま丑の刻参りと同じ要領で釘を打ち込んでいきます。
これにより対象者との縁を強制的に結び、対象者の縁を自身に縛り付ける事が出来ます。
しかしこの方法は、呪術による呪いで強制的に縛り付けるものですので、その拘束力は強くたとえその縁が悪縁であったとしても簡単に縁を断ち切る事は出来なくなってしまいます。
その為必ずしも結果が良い方向に向かうとは限らないのでその点は注意しなければなりません。

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